東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の重大事故を想定した住民避難計画となる国の「緊急時対応」の公表を受け、石巻市の市民団体「女川原発の避難計画を考える会」は26日、国の原子力防災会議メンバー24人に対し、計画の実効性について再審査を求める申し入れ書を送付した。
 同会は書面で「実効性に関する審査の有無を確認し、審査していない場合は再審査を命ずるよう求める」と訴えた。
 市役所で記者会見した原伸雄代表(77)は「避難バスの確保や(放射線量を調べる)避難退域時検査場所での渋滞問題など、指摘したことが全く検討されていない。市民の不安に応える計画にするため審査を差し戻すべきだ」と述べた。
 計画は内閣府や県などでつくる女川地域原子力防災協議会が25日に取りまとめた。今後は原子力防災会議が了承する手続きへ進む。