<甲子園>仙台育英応援団沸く「どこよりも一番長い夏に」

<甲子園>仙台育英応援団沸く「どこよりも一番長い夏に」

 甲子園球場で12日行われた第99回全国高校野球選手権大会1回戦で、宮城代表の仙台育英は滝川西(北北海道)に15−3で大勝し、2回戦に進んだ。今チームは春の選抜大会で初戦敗退しており、甲子園で初勝利。三塁側アルプススタンドに詰め掛けた生徒や保護者ら約550人は、ナインに熱い声援を送った。

 立ち上がりから本塁打攻勢を掛けた。初回は1死二塁から山田利輝選手(3年)が左越えに先制の2点本塁打。父の浩二さん(38)=仙台市青葉区=は「期待はしていたが、まさか本塁打を打つとは思わなかった」と驚いた様子だった。
 山田選手は小学生の時から仙台育英への進学を希望。OBの上林誠知外野手(プロ野球ソフトバンク)に憧れていたという。
 試合で結果が出ないと落ち込んだ様子で帰宅することもあったが、浩二さんは「悩んでいる間に終わっちゃうよ」と励ました。山田選手は約1時間の素振りを日課にし、主力打者に成長した。浩二さんは「初戦で少し緊張していたのが良かったと思う。本人らしい本塁打だった」とたたえた。
 仙台育英は2年前の夏の甲子園で準優勝。今年こそという思いは誰もが持っている。応援団長の堀田知希さん(3年)は「どこよりも一番長い夏にしたい」と声をからして、ナインを鼓舞した。

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