身近な環境、楽しく理解 横浜市の研究所開放

身近な環境、楽しく理解 横浜市の研究所開放

 環境に関わるさまざまな調査研究を行う横浜市環境科学研究所は6日、同市神奈川区恵比須町の施設を一般開放した。生き物の生息状況から大気や水質の調査、地球温暖化防止対策まで、守備範囲の広い研究所の役割を体験活動を交えて分かりやすく紹介。多くの親子連れらでにぎわい、夏休みの自由研究のヒントを得る機会にもなっていた。 施設開放は、身近な環境への理解を深め、研究所の役割を知ってもらおうと、毎年この時期に実施している。普段はアスベスト調査に用いる電子顕微鏡で拡大観察したのは、横浜港で発見された外来種の「ヒアリ」。子どもたちは、強い毒性を発揮する針の部分を拡大するなどした微細画像に興味津々の様子だった。 市内を流れる河川に生息する在来種のドジョウやエビなどを展示。外来種の流入で在来種が駆逐されつつある生態系の変化にも警鐘を鳴らした。アオダイショウと触れ合うコーナーでは、首筋に巻き付く独特の感触に子どもたちが歓声を上げた。 解剖実験やうちわづくり、横浜市のヒートアイランド現象の実情を学ぶパズルなど、体験プログラムを重視。市立子安小3年の男子児童(8)は「いろんな体験ができて楽しかった」。父親(45)も「近くにこれだけ総合的に環境問題に取り組む施設があるとは知らなかった。いろんな発見があった」と話した。環境科学研究所は1976年に磯子区に開設された公害研究所が前身。91年に改称し、2015年に現在地に移転した。

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