横浜南郵便局(横浜市南区)と南消防署は、相互協力に関する覚書を交わした。集配業務で日々、区内をくまなく回る郵便局員の機動力に着目。所有するバイク(147台)と車(23台)に、同消防署が製作した「ストップ放火 火災警戒中」と記したステッカーを貼付し、業務を通じて警戒の目を光らせる。

 業務中に郵便局員が火災や救急事案を発見した際、速やかに119番通報したり、安全確保策を講じたりすることを申し合わせた。

 同消防署によると、区内では2019年に火災が43件発生、そのうち9件は放火(疑いを含む)だった。同消防署は昨春から放火防止への施策を多角的に検討し、郵便局に協力を求めるアイデアが出たという。同郵便局は風見和浩局長ら局員11人が南消防団員として活動しており、快諾した。

 小出健署長と覚書を交わした風見局長は「地域の安全・安心に役立てるよう取り組みたい」と話した。