新型コロナウイルスの感染拡大を受け、横浜市教育委員会は23日、市立学校の入学式の参加者について、小学校は保護者1人の参加を認めることを決めた。一方、中学校と高校は原則、新入生と教職員とする。学校の再開は①全面②休校延長③段階的−の三つのパタ−ンで検討し、30日をめどに各校に改めて通知する。

 入学式は小・中学校、義務教育学校が4月6日、高校と付属中学校は7日、特別支援学校は各校の計画通りの日程でそれぞれ行う。

 小学校は新入生の安全などを考慮して保護者1人、特別支援学校は最低限の人数の保護者の参加を認める。在校生や来賓の参加はいずれも見送り、卒業式と同様、時間短縮に努める。

 一方、始業式は小・中学校、義務教育学校が7日、高校と付属中学校は6日に開く。全体で3時間以内や校内放送など、各校が児童・生徒が密集しない工夫を凝らすよう求める。

 学校再開は国の専門家会議や文部科学省などの通知を踏まえ、決定する。

 三つのパタ−ンのうち、②はさらに1カ月程度、休校期間を延長することを想定。4月以降に取り組む学習内容を扱った小中学生向けの動画を作成、配信することを検討している。動画では講師役の指導主事が主要5教科を1コマ10〜15分程度、教える。ただ授業経験のない小学1年生やインタ−ネット環境が整っていない家庭への対応など課題もある。

 ③は、在校時間を短くしたり、登校日を学年ごとに設定したりし、一定期間を経て全面再開を目指す形式を検討している。