国の火山噴火予知連絡会(会長・清水洋九州大大学院教授)は30日、全国の火山活動の状況を評価し、箱根山(神奈川県箱根町)について「大涌谷の火口域で活発な噴気活動が続いており、火山灰などの突発的な噴出現象に注意する必要がある」との見解を示した。

 一方で「地震活動は低調で、火山活動によると思われる地殻変動は観測されていない」などとした。気象庁は噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)を維持している。

 箱根山では、2015年6月29日〜7月1日にごく小規模な噴火が発生。噴火警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられた。沈静化後の19年5月にも火山活動が活発化し、同10月まで警戒レベル2(火口周辺規制)が続いていた。