ドラマ『ソンジェ背負って走れ』に出演中の俳優ピョン・ウソクが、デビュー当時のエピソードを公開した。

4月16日、YouTubeチャンネル「ホン・ソクチョンの宝石箱」に新しくアップされた動画にゲスト出演したピョン・ウソク。MCのホン・ソクチョンが「本当に忙しい中で時間を割いてきてくれた。僕は彼のモデル時代からずっと目をつけていた」と歓迎すると、ピョン・ウソクも「兄さん(ホン・ソクチョン)に会うたびに、俳優業を勧められた」と親しい仲をアピールした。
ピョン・ウソクは演技を始めた時期について「20歳の大学生の時。モデル業が先だった」と紹介した。するとホン・ソクチョンは「彼の顔があまりにも俳優で。だからずっと勧めた。いつチャンスが来るか分からないから、必ず演技を習っておいてと」と振り返り、「デビュー作で最高の俳優たちと共演したよね?大変じゃなかった?」と聞いた。
ピョン・ウソクは「実はあまり覚えていない。その時の気持ちが覚えられないほど、緊張してガチガチだった。僕と一番絡んだ先輩がユン・ヨジョン先生だったが、フルーツとかを頂いたりした」と話した。
以前、映画『20世紀のキミ』での“初恋男子”役で話題を集めたピョン・ウソク。彼は「すごくありがたかった。その作品を海外ファンも多く見たくださって、僕の作品とキャラクターを気に入ってくださるのを見てもっと頑張ろうと思った」と伝えた。
海外での人気については「タイの市場で食べ物を作ってくれていた方から僕のドラマを見せられ、本人なのかと聞かれた。その時、僕は東南アジアだったので誰も僕のことを知らないと思い、上着を脱いでいたのに。不思議な経験だった」というエピソードを披露。
「(俳優業が)最初から上手くいったのか」と聞かれると、「僕は100回以上オーディションに落ちた。落ちまくった。ここまで落ちてもいいのかと思うほど。だからすごく努力した。着実にやっていたら、少しずつ受かり始め、一つずつ上手くいった」

それを聞いたホン・ソクチョンは「本当にいい子だ。この殺伐としたジャングルのような芸能界で、ウソクのようにいい子は傷つきやすい。最初の頃はオーディションでも嫌味を言われたはずだ」とコメント。ピョン・ウソクは「そういうことをたくさん言われた。『君は4〜5年以内には売れない』とか。ただ本当に4〜5年後に作品がヒットし始めた。その人に先見の明があったのだ。先を見通す方だった(笑)」とポジティブに昇華させた。
他にも、理想のタイプは「賢明な人」で、飲酒については「飲み会は好きだが、お酒があまり飲めないの、飲まないほうだ」と答えたピョン・ウソク。動画で披露した人間味あふれるトークに、多くのファンが喜んだ。
(記事提供=OSEN)