2020/1/6〜1/12(2020年第2週)のインフルエンザの1週間当たりの推定患者数は約784,000人となり、前週の値(約392,000人)よりも大きく増加しました。来週以降、インフルエンザの患者数は更に増加していく可能性が高いと思われます。

年齢群別情報

 2019/9/2〜9/8(2019年第36週)から2020/1/6〜1/12(2020年第2週)までの累積の推定患者数は約4,261,000人であり、2019年10月1日現在の人口統計を元にした累積罹患率は3.38%でした。年齢群別での累積罹患率は5〜9歳(14.99%)、10〜14歳(10.22%)、0〜4歳(8.29%)、40〜49歳(3.73%)、30〜39歳(3.67%)、15〜19歳(3.55%)、20〜29歳(2.54%)、50〜59歳(2.36%)の順となっています。

ウイルスの型

 国立感染症研究所感染症疫学センターの病原微生物情報(https://www.niid.go.jp/niid/ja/iasr.html )によると、今シーズンこれまでのインフルエンザ患者由来検体から検出されたインフルエンザウイルス(1,574検体解析)は、A/H1pdm が93.8%と最多であり、次いでA/H3(A香港)亜型3.7%、B型2.5%の順となっています。

 1/6〜1/12(2020年第2週)のインフルエンザの推定患者数は、前週よりも大きく増加しました。今後1月下旬から2月にかけての本格的な流行時期に向かって、インフルエンザの患者数は今後更に増加していくと予想されます。今後ともインフルエンザの患者発生状況には注意が必要です。
 
監修:大阪府済生会中津病院感染管理室室長 国立感染症研究所感染症疫学センター客員研究員 安井良則氏