脳で効く、三大神経伝達物質「アドレナリン、ドーパミン、セロトニン」のはたらき

脳で効く、三大神経伝達物質「アドレナリン、ドーパミン、セロトニン」のはたらき

バランスがカギ

アドレナリン、ドーパミン、セロトニンは脳内で働く神経伝達物質の代表格。名前は知っていても、具体的にどんな働きをするのかは知らない人が多いようです。基本的なことを知っておくと心身のコンディションを調えるのにも役立ちそう。

◆脳の中には約1000億個以上の神経細胞があるといわれ、これらの神経細胞同士の情報交換を円滑にすすめるために神経伝達物質が働きます。アドレナリン、ドーパミン、セロトニンの3つは、いずれもストレスや意欲に関係するホルモン。それぞれ役割が異なります。

◆アドレナリンは、外部からの危険やストレスに対して最善の行動を選択しようとするときに働くホルモン。ストレスに対応するため、血液の供給を増やし筋肉を緊張させたり、心拍数や血圧、血糖値を高めます。また、怒りや不安、恐怖などの感情を引き起こします。

◆アドレナリンの分泌が過剰になると、攻撃的で怒りっぽくなったり、イライラしてキレやすくなると同時に、高血圧や糖尿病、不眠症などの原因になる可能性があります。逆に少なすぎると、物事への意欲がなくなり、抑うつ状態に陥ります。

◆ドーパミンは、喜びや快楽を司るホルモンです。夢中になったり感動しているときなどに、快楽物質であるドーパミンが分泌されます。学習や運動機能、性機能、向上心などに関係し、達成感による快楽を得ることで、さらなる意欲をもたらします。

◆強いストレスを受けると、解消のために気晴らしをしたくなり、お酒やグルメなどに走りがちですが、これは快楽物質であるドーパミンを分泌させようとする行動と考えられます。しかし、分泌が過剰になると、アルコールや買い物、ギャンブルなど、別の形で快楽を得ようとしてコントロールがきかなくなる依存症に発展するリスクがあります。

◆逆にドーパミンが低下すると、物事への関心が低下します。また、ドーパミンの不足による病気にはパーキンソン病があり、運動の調整や姿勢の維持、さらに多様な自律神経症状が出る病気として知られています。

▽▼▽セロトニンの役割とは など▽▼▽

(監修:横浜労災病院 勤労者メンタルヘルスセンター長 山本晴義)

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