国内感染が増加 アメーバ赤痢って?

国内感染が増加 アメーバ赤痢って?

国内感染が増加している!

赤痢菌という細菌によって起こされる細菌性赤痢は、感染症法で定められた病気として知っている人も多いでしょう。赤痢にはそれとは別にもう一つ、「アメーバ赤痢」というものがあります。どのような病気なのでしょうか。

◆アメーバ赤痢は、赤痢アメーバという原虫(単細胞の微生物)が原因で起こる伝染病です。感染者の便中にいる原虫に汚染された飲食物(水、氷、野菜、肉など)を食べたり飲んだりすることで経口感染します。また、性行為によっても感染する感染症として知られています。

◆主な症状は、下痢、粘液性の血便、便意はあるのに便が出ないしぶり腹などの、細菌性赤痢に似た大腸の症状で、アメーバ性大腸炎とよばれます。また、症状を現す症例のうち、10%に腸管以外の腸管外アメーバ症がみられます。主に肝臓に感染し、膿瘍をつくるアメーバ性肝膿瘍を発症。発熱、おう吐、吐き気、倦怠感などがあらわれます。

◆日本では細菌性赤痢の患者数は激減し、2013〜2015年では年間約150例の感染者数にとどまっている一方で、アメーバ赤痢は2007〜2016年で約9300例発症。かつては発展途上国に出かけて感染した例が多かったのですが、最近では国内での発症数が増えているといいます。

▽▼▽ 次ページでは 感染経路や治療方法について など▽▼▽

(監修:東京医科大学病院 総合診療科准教授 原田芳巳)


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