代表引退宣言のワグナーからの批判に、レーヴ監督が強く反論!


今夏にロシアで行われるワールドカップにむけ、先日発表された予備登録含む代表27名に選出されなかったサンドロ・ワグナーが、このままドイツ代表から引退する考えを表明した。遅咲きの大型FWワグナーは、これまでドイツ代表として8試合に出場し5得点をマーク。だがこれが代表としての最終成績ということになる。

選外とした理由について、レーヴ代表監督は「ワグナーは常に全力で打ち込むいい性格をもった選手だ。ただ今回はゴメスとペテルセンがよかったという意味で、ワグナーを否定するということではない」と説明。その一方で、以前にすでに代表入りに自信をみせていたワグナーにとっては、今回の結果は大きなショックとなったが、だが代表引退の理由は今回のワールドカップで選外となったことだけが理由ではないようだ。

「代表から引退する」とビルトに対して語ったワグナーは、さらに「僕は自分の正直に口にするタイプ。でもどうやらドイツ代表のコーチ陣とは、うまく合っていなかったようだけどね」と、レーヴ代表監督への苦言も。そして「失望していないといえば嘘になる。ワールドカップは素晴らしい舞台だったことだろう。でも子供達は、僕と一緒に長く過ごせることを喜んでくれているよ」と言葉を続けた。

だがこれに対してレーヴ代表監督は、今回のワグナーの発言はあくまで「私はそこまで、私個人やコーチ陣を口撃した、強い批判とは受け取っていない。むしろ今回選出された、クラブでも同僚の選手たちに向けたものだと考えている」と持論を展開。

さらに「彼の考えでは、ずっと代表に所属してきた今のリーダー的選手たちというのは、まるで意見を言わない愚か者たちばかりといわんばかりではないかね。彼がいったのは、他の選手たちは口を開かないということだろう?果たしてこれを聞いて、ボアテングやフメルスはどう思うのかな?これはとんでもないことではないかね」との考えを示している。

「確かに彼の気持ちもわからなくはない」と、一定の理解は示したレーヴ監督だが、「代表引退というのは大げさすぎる行動だ」とし、「まずドイツ代表を知っている人たちであれば、我々の選手それぞれが常にオープンに、時には批判も正直に口にする人間たちであるということをわかっているよ」と強調した。

ヘーネス会長は「ちょっと驚いた」

この発言を受けて、バイエルンのウリ・ヘーネス会長は「少し驚いたね」とスカイとのインタビューで明かし、「何もそこまでしなくてもよかったとは思う」とコメント。「ただいい夏季休暇を過ごすことができるとは思うよ。いい準備を行い、そしてバイエルンでのこれからを考えることだろう」と語っている。なおワグナーとバイエルンとの契約期間は2020年まで。

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