昨秋と同様に、苦戦を強いられるバイエルン・ミュンヘン


 代表戦前に行われたTSGホッフェンハイム戦にて今季初の黒星を喫し、首位陥落となったバイエルン・ミュンヘンにとって、土曜午後のFCアウグスブルク戦は取り戻すための絶好の機会でもあったのだが、しかしながら2−2と痛みわけという結果に。昨季を思い起こさせる不振からチームとしての成長ではなく、むしろ停滞が見受けられているところだ。

 確かに首位グラードバッハを下したドルトムントがまだ下にいることからも、バイエルンには優勝の可能性は十分に残された状況にある。だがリーグ6連覇中のクラブの期待に応えるものかは大いに疑問符のつくところだ。少なくとも試合を通じて長く納得のプレーはみせておらず、創造性や精力性、協調性や支配性などで物足りなさを露呈。

 改めて試合を振り返り、ニコ・コヴァチ監督は開始1分足らずでの失点に「考えうる限り最悪の失点だった。許されるものではない。試合前に指摘していたのだが」とコメント、「開始5分から調子がでるようではいけない」と言葉を続けたが、しかし9分にもリヒターにビッグチャンスを与えてしまっていた。


 一度は逆転のゴールを決めたセルゲ・ニャブリは、「とても良い試合」だったと述べ、「試合を通じてコントロールできていたよ」と強調。だがその中で終盤のコマンやミュラーなど「100%の得点チャンス」を活かしきれずに、「試合を決定づけることができなかった」。

 その結果、ロスタイムにフィンボガソンへ同点弾を沈められることに。「おざなりなプレーをみせてしまった。そしてああいったことが残念ながら起こってしまった。これもサッカーだよ」と、ニャブリは肩を落とし、コヴァチ監督も「自ら自分たちの努力をフイにしてしまった」と語っている。
 


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