ヘルタ・ベルリンのユルゲン・クリンスマン監督が、自身のフェイスブックにて辞意を表明した。55才の元ドイツ代表指揮官は、監督としての職務遂行にあたり「信頼」の不足について指摘。投資家ラース・ヴィンドホルスト氏からの招聘を受ける形で、ヘルタ・ベルリンの相談役会へと就任するも、チョヴッチ監督解任から今季いっぱいまで監督を務めるはずだった。

 だがこれまでのリーグ戦9試合でヘルタ・ベルリンは僅か3勝、最近ではドイツ杯16強にて、シャルケに2点リードを奪うも逆転負けを喫しており、週末の重要な下位決戦マインツ戦では、1−3と再び敗戦を許す結果に。現在ピッチ上で集まり話し合いを行う場には、二人のACとアスレチックコーチのみの姿しか見受けられていなかった。

クリンスマン氏の発表:
 
 親愛なる、ヘルターナーの皆様へ

 この場をお借りして全ての選手、ファン、お客様、ヘルタのスタッフや同僚のみなさまへ、この激動の10週間の中で頂いたご支援につきまして、心から感謝の気持ちを述べたいと思います。私にとってこの時間は、非常に緊張感のある、また数多くの興味深いものを目にする機会にもなりました。このクラブ、そしてこの街の存在は、私の中でより一層大きなものとなっています。

 11月終わりに我々はこの苦境を脱するため、首脳陣の希望により大変に優秀なチームの結成を行いました。そして比較的早い段階で軌道修正をはかり、そして苦しい戦いを経て、入れ替え戦となる順位から勝ち点差6をつける状況にあるところです。ヘルタがこのまま目標を達成し、そして1部残留を果たせるものと確信しております。

 しかしながら監督として職務を遂行するにあたり、そこでは人々からの信頼といものが必要となってきます。。特に残留争いにおいて一丸となり、集中して物事に取り組んでいくということは重要な要素です。だがこのような状況にあっては、私の監督としてのポテンシャルを発揮することも、その責務を果たすことも叶いません。

 そのため長い時間をかけて考えぬいた結果、ヘルタ・ベルリンでの監督としての職務を終え、再び本来の相談役会会員へと戻ることを決意いたしました。

 ファン、選手、同僚のの皆様につきましては、この期間を経てもちろん、私の心の中でより大きな存在となっています。だからこそ、これからも引き続きヘルタ・ベルリンと共に盛り上がっていく所存です。これからもこの街、このスタジアムで起こるであろう、数多くの出来事へ胸踊らせたいと思います。

ユルゲン