「5年で強豪クラブの仲間入りを」目指し、ヘルタ・ベルリンへ「新次元」の投資を行ったラース・ヴィンドホルスト氏。そんな同氏と親交の深かったユルゲン・クリンスマン監督は、この構想に深い関心を示してヘルタの相談役会へと就任。間も無くしてチョヴィッチ監督退任により橋渡し役として監督へと就任したが、今冬より早速積極補強を展開。順調に歩みを進めていると思われた。

 だが突如としてクリンスマン氏は火曜日に監督辞任を発表、そのなかでクラブ内における「意見の相違」、「信頼の欠如」から身を引くことを決意したことが明らかにしている。さらにこれからは「再び本来の相談役会会員へと戻ることを決意いたしました」との考えも示していたが、しかしながら、その相談役会への復帰もない。木曜の会見にて、ヴィンドホルスト氏は改めて明言した。

 「クリンスマン氏と共に仕事をすることは、現時点では考えにくい。彼がとった退任の手法は受け入れられるものではない。目標を共に掲げ取り組んでいくことはできないだろう。数ヶ月後に別の形で助言を受ける可能性はあるかもしれない。ただ今回の事で多くの信頼を損ねる結果になってしまった」

 なお今後の相談役会会員については、「数ヶ月以内には、4人のうち2人を新たに任命したい」と述べ、その人物像としては「再びサッカー面における専門知識といった部分を意識していきたいと思う。そして信頼や威厳といった部分も含めてね」と語っている。