月曜発売のkicker誌とのインタビューに応じた、バイエルン・ミュンヘンのヘルベルト・ハイナー会長は、そこでコロナ危機について明確な考えを指摘。かつてアディダス社にてリーマンショックなど、数々の危機を乗り越えてきた経験をもつ同氏は、「我々は企業として、いかなる危機的状況からも力強くカムバックしてきた。だからバイエルン・ミュンヘンにおいてもうまくやれる。そう、私は確信しているよ。」と語った。

 今回のコロナ危機によって社会の再考やデジタル化の促進へと繋がり、仕事環境が劇的に変化するだろうともみており「我々バイエルンとしては、ドイツサッカーリーグ機構との協力していきながら、このことについて弾みをつけていきたいと考えている」と、コメント。その一方で「サッカー界における過剰な部分について再考し、将来にむけて物事を改善していくための良い機会になる」と言葉を続けた。

 同氏は市場における規制にも賛成の立場にあり「ある一定の部分までは、ね。そこには社会的責任という意味でのガードレールが存在すべきだ」と説明。サラリーキャップ制度のようなものも設けるべきだとも思っている。「以前にも代理人たちは、何かが行きすぎた場合、バイエルンではノーという言葉も返ってくると言うことを経験してきたはずだ」

 さらに移籍や延長交渉の際には、財政面における継続性や競技面におけるコンセプトについても言及。「我々は最も成功を収めているサッカークラブの中の1つに数え上げることができ、それは財政面における安定感についても言えることだ。コロナ危機にあってもトッププレイヤーと延長し、職員の給与カットも防ぐことができている。」と、同氏。


 その一方で最近話題となっている、マヌエル・ノイアーについてのテーマにも、明確な考えを示した。多くのファンたちはもとより、バイエルンのファンも伝えられるノイアーが求めるサラリー面での要求には好意的ではなく批判の声も。「そんな彼を目にしたことはない」と語ったハイナー会長は、「それにどの人に対しても言えることだが、そもそも希望を口にすることは決して悪いことではない」と強調。ノイアーのイメージが悪くなっているとは思ってはおらず「仮にマヌエルがそのような考えをもっていたとして、クラブ首脳陣が悪く思うようなことは決してない。我々は今後とも彼と共にあり続けたいと思っている」と語った。