フランクフルター・アルゲマイネ紙へと寄稿したマヌエル・ノイアーは、その中で自らの仲間たちに対し、「自分たちの職務に課せられた責務を負うこと。自分たち次第という事を意識しなくてはならない」と語った。

 なお水曜日にはドイツ各州知事とメルケル首相らとの会談により、ブンデスリーガの再開について決議がなされる見通しであり、ドイツサッカーリーグ機構が提示した感染予防へのコンセプトは「可能な限り最高のものだと言えるだろう」との見方を示している。

 その一方で先日はヘルタ・ベルリンより、サロモン・カルーが投稿したライブ動画が騒動となり、選手たちがいかに遵守しているのか否かという議論を呼んでいるが、ノイアーは「このコンセプトを規律ある形で実現できるかどうか。それはチームやその周囲の人々、一人一人にかかっていることだよ」と強調。

 また、リーグ戦再開に向けた批判的な意見については、むしろそれを警鐘として受け止めるべきとしており、「一体どういった事に自分たちが直面しているのか。それを再認識していくためにね」との考えを述べた。

 その上でノイアーは、いかに今シーズンを最後まで実施することが、ドイツサッカー界にとって重要であるかを説いており、選手たちが規律を欠いた行動を示せばそこへと追い込まれる危険性も秘めたままだが、「そうなってしまえば、自分たちが知っているような今の形のブンデスリーガは、もはや存在しないものとなるだろう」と強調。

 選手たちに課せられた責任、その先にあるのはクラブ、そしてそこに従事する数多くの職員たちやファンたちへと及ぶものであり、「サッカーというのは、生活の中で非常に大きな部分を占めている」と語っている。「僕たち自身はそこで表立って見られているだけであり、これは一般的なスポーツに及ぶものなんだ。どういったアクティビティにおいてもね。フィットネススタジオしかり、子供達の運動場しかり。ユースセンターの開設だってある。家族生活における自由がかかっているんだ」

 そしてノイアーは改めて、ユニフォームに課せられた責任感の重さを、W杯を例にして訴えた。「2014年7月13日、僕たちはブラジル・リオデジャネイロのマラカナスタジアムにて、世界の頂点へと立つ事ができた。今の僕たちはその時とは、また異なるユニフォームに身を包んでいるということ。そしてそれは、選手一人一人が、それぞれに社会的模範になるということなんだ」