月曜日にフェイスブックにてライブ動画を投稿し、その後に所属するヘルタ・ベルリンから、練習と試合への出場停止処分が科せられていた、サロモン・カルー。火曜日にはドイツのシュピーゲル紙に対して、「あのビデオは決して投稿するべきではなかった」と反省の弁を述べていたが、さらにkickerが得た情報によれば同日に、大きなミーティングルームにてチームメイトらにも謝罪。そこで涙も浮かべていたようだ。

 2012年にはチェルシーにてCL制覇、2014年にリールからヘルタへと加入していたカルーは、これまで競技面のみならずその人柄でもチームを豊かにする存在となっていたものの、このわずか数分間の過ちによりそのイメージを損ねる結果に。今季はここまで役割を得られていないことから、契約満了となる夏にもチームを後にするとみられている。

 そのカルーが投稿したビデオの中には、チームメイトやコーチらが必要とされる距離、衛生面でのルールを遵守していない姿が映し出されており、突然の訪問に驚きの顔をみせたフィットネスコーチのクフノ氏や、その後のロッカールームにて主将ヴェダド・イビセヴィッチとはがっちり握手。さらにフィジオのデ・メル氏がトルナリガの検査を行っている際には、幾度となく制止を受け動画の削除を求められたものの、34才のFWは陽気な姿で撮影を継続していた。


 これらの行動を受けて、ベルリン上院議員マルティン・パルゲン氏はkickerに対し、今後は抜き打ちテストを実施する考えを明らかにしており、「規定の空間距離などが遵守されていないことは明らかとなったのだ。」と説明。そこでも違反が確認された場合は、トレーニングへの特別認可などを失う恐れがある。

 またドイツサッカーリーグ機構では、すでにカルーの行動について「決して許されるものではない」と糾弾。kickerが得た情報によれば、同組織ディレクターのシュヴェンケン氏は、ヘルタ・ベルリンと月曜日のうちに電話にて批判を行っており、ただその中でもデ・メル氏については正しい行動をしていたとも擁護。マスクのみを装着していたことが指摘されていた同氏だが、しかしながら症状が見られた人物に対してのみ防護服などの着用が義務付けられていて、今回のトルナリガはそれに該当しない。