ドイツサッカー連盟(DFB)では、水曜日にドイツ各州知事とメルケル首相との協議の結果、明らかとされた無観客試合での再開にむけて、ドイツ杯が含まれていなかったことへ苛立ちを募らせている。ドイツ通信社の情報によれば、ドイツサッカー連盟の上層部は、何人かのトップの政治家や知事らへ働きかけているようだ。

 水曜日にはドイツサッカー連盟は、ドイツ杯、ブンデス3部、そしてブンデス女子サッカーの無観客での再開に向けて、持続的に運営可能なコンセプトの構築を求められており、すでにブンデスリーガでは5月15日にも再開する見通しとなっている。

 ドイツサッカー連盟ライナー・コッホ副会長は、「私にとってまったく理解できないのは、ドイツ杯が除外されていたことにある」と、バイエリッシェン・フェアンゼーエンにてコメント。準決勝にコマを進めているのは、前回王者のバイエルンとそれに対峙するフランクフルト、そしてレヴァークーゼンに加え、ブンデス4部相当ながら健闘をみせるザールブリュッケンがある。

 「ドイツ杯における解決策は、確実にみつかるはずだ」と、バイエルン州のヨアヒム・ヘルマン内相はBRに対して発言。確かに4部相当にあるアマチュア扱いのザールブリュッケンについては、「ブンデス1部2部クラブの範囲には入らない。だがきっとうまくクリアできるはずだ」と言葉を続けた。

 これからシーズンを再開するにあたり、ブンデスリーガ1部2部の試合に加えて、ドイツ杯の準決勝、そして決勝ともに、6月末日までに終了するようスケジュールを組み込んでいかなくてはならない。ただ無観客試合に関するドイツサッカーリーグ機構からのコンセプトには、ドイツサッカー連盟も共に取り組んでおり、そのドイツサッカー連盟はドイツ杯、ブンデス3部、そしてブンデス女子サッカーを束ねる組織なのだ。

 そのためドイツサッカー連盟のフリッツ・ケラー会長は水曜、同連盟のプレスリリースの中で、「今回の再開にあたっては、プロサッカー選手に対する平等な待遇という観点から、ブンデスリーガ1部2部に加えて、ドイツサッカー連盟下で行われているブンデス3部、ブンデス女子、そしてドイツ杯も含まれるものと想定している」との見解を発表した。