ブンデスリーガ最終節、それまで入れ替え戦進出となる16位を堅持し続けてきたフォルトゥナ・デュッセルドルフだったのだが、引き分け以上で残留濃厚となっていたこの試合で、残留を早々に確定させた昇格組1.FCウニオン・ベルリンに0−3と敗戦。ブレーメンに土壇場での逆転劇を演じさせる結果となり、コロナ危機に揺れた激動のシーズンは、6年前の降格劇を思い起こさせる幕引きとなった。

 スカイに対して、アダム・ボジェクは「本当に最悪ん気分さ。ファンのみなさん、クラブ関係者のみなさんには、本当に申し訳ない。大きなチャンスがあったというのに」と悔しさをにじませ、カーン・アイハンは「今、僕たちの心の中には、とにかく大きな虚しさが残っている。」と説明。ただそれでも、ボジェクは「何も今日の試合だけで降格したにではない。ここ数週間、数ヶ月の間で、このような事態を招いてしまったのだ。この結果を不当と声にしたところで何になるわけでもない」と強調し、「今日の試合で敗戦を喫した、つまりは僕たちは物足りなかったということさ」と言葉を続けている。


 今季の後半戦途中から、フリードヘルム・フンケル監督の後を受けて就任したウーヴェ・レスラー監督は、「ファンのみなさまには、本当に申し訳ない。とにかく今日は、大きな穴がぽっかりと空いてしまった感じだ」と述べ、マネージャーを務めるウーヴェ・クライン氏も「今日は本当に大きな打撃を被ることになった。本当に、とても失望している」と失意の色を隠そうとはしなかったものの、それでも既に前をむいており、「今は強力なチームを作り上げることが重要だ」と述べ、レスラー監督の続投を後押しした上で、「来季を楽しみにしておりし、再昇格のチャンスはある」と語った。


 その一方で前任者のフリードヘルム・フンケル監督は、「人生において責任から逃げ出したことはないし、再びフォルトゥナで指揮をとる用意がある」と、地元紙ライニッシェ・ポストにてアピール。「フォルトゥナは心のクラブ。(降格に)心を痛めているし、このクラブに意味するところを熟考したよ。時間をかけてとてもうまく成長させてきたし、順調だったのに」と言葉を続け、「100%とは言わないまでも、私だったら残留の可能性はとても高かっただろう」との見方を示した。「それは過去4年間を振り返ってもらえば、すぐにわかることさ。実際に後半戦では改善をみせ、重要な試合で勝利していたのだから」