11月までは首位との勝ち点差は7、順位でも7位に低迷していた、バイエルン・ミュンヘン。しかしながらブンデス 歴代最多優勝回数を誇るドイツの王者は、最終的にはここからの巻き返しに成功。リーガ8連覇を達成している。

 ちょうどその11月にヘリベルト・ハイナー氏に後を託す形で会長職を辞し、一相談役会会員となったウリ・ヘーネス名誉会長は、これからブンデスリーガを盛り上げていくためにも「単純に、もっと頑張ってくれないと」と、ライバルたちへとメッセージ。

 さらに同氏は、地元放送局に出演した際に「自分たちがかまけるような事があって、ブンデスリーガが再び盛り上がるような考えを持ってはいけないよ」と釘を刺しており、「実際にライバルたちが我々を引き摺り下ろすような事は困難だろうね。我々は将来性という意味でもうまく準備を進めているから」と、胸を張っている。

 その一方で先日、シャルケがクラブ内でのサラリーキャップ導入を取り入れる可能性が伝えられたところだが、このことについては「忘れるべきだ。そんなことをしたて、ラチがあかない。」と、持論を展開。

 またブンデスリーガでは、2021年から2025年にかけての4シーズンに渡り、新たな放映権の契約が締結されることになるのだが、ここでもヘーネス氏は自身の考えとして、「TV放映権料の公平な分配」に努めるべきとしつつ、ただ具体的にどのような意味での「公平」かについては明言を避けた。

 ただいずれにしてもヘーネス氏は、「コロナ危機が収束するならば、再びサッカーは栄華の時を迎えることだろう」と、長期的な収益の低下を見込んではいない。