これまでドイツの頂上決戦といえば、王者バイエルン・ミュンヘンとそれに対抗するボルシア・ドルトムントという構図が続いているところだが、しかしながら最近ではここに新興勢力、RBライプツィヒが割って入る姿が見受けられる。ブンデスリーガ第10節のトップマッチ、バイエルンvsライプツィヒ戦は、そんな現在首位と2位による注目の一戦だ。

 そんなライプツィヒを率いるのが、将来を嘱望される青年指揮官ユリアン・ナーゲルスマン監督なのだが、ただバイエルンのハンジ・フリック監督の目には既に、CL準決勝進出など実績もある指揮官であり、「ライプツィヒは非常に大きな発展を遂げていると思う」と賛辞をおくっている。「ユリアンはトップクラスに指導者であり、彼のチームは非常に柔軟性に優れ、複数のシステムを駆使し、そんなかで基軸を変化させていきながら、相手へうまくプレッシャーをかけていくんだ」

 果たして今回のトップマッチはどのような試合展開となっていくのか。確かにバイエルンはドルトムントのドイツ頂上決戦や、チャンピオンズリーグにおけるアトレチコとの初戦など、今シーズンに入ってもなおバイエルンは、大一番で精神力、意思の強さ、個のクオリティ、チームスピリットをみせつけ、勝利してきた。

 「王者というのは、ビッグマッチこそ存在感を示すものだ」と、フリック監督はコメント。そしてこの大一番で「最近の試合よりも、きっともっと良いパフォーマンスをみせてくれることだろう」と期待感を示しており、ここまで31得点を挙げているとはいえ、決定機を多く逃している側面もあることから、その効率性の改善を目指している。