バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の富山グラウジーズ(中地区3位)は15日、富山市総合体育館でシーホース三河(同2位)に76−78で惜敗した。通算11勝18敗となり、順位は変わらない。

 富山は前半、3点シュート以外に攻め手を欠く展開が続き、35−47の12点ビハインドで折り返した。

 第3クオーターはライオンズとペッパーズの両外国人選手が合わせて16得点、4リバウンドと奮闘し、59−59の同点で第4クオーターへ。一進一退の攻防が続き、2点を追う残り6秒からの攻撃でライオンズのシュートが外れ、けがで8試合欠場した宇都の復帰戦を飾れなかった。

 18日に北海道であるオールスター戦を挟み、次戦は22日午後7時5分から、同会場で新潟アルビレックスBB(中地区4位)と戦う。

 富山以外の試合では、東地区のSR渋谷は宇都宮に88―84で競り勝って20勝9敗とした。宇都宮は23勝6敗。A東京は北海道に94―71で勝って22勝7敗とした。

 中地区トップの川崎は三遠に83―73で逆転勝ちした。


■宇都復帰 気迫のプレー 

 この男の登場にホームアリーナが沸いた。第2クオーター開始時、けがで離脱していた宇都が9試合ぶりのコートに立つと、約2千人の観客から拍手が送られた。「戻ってこられて良かった」と久々の雰囲気をかみしめた。

 昨年12月14日の試合で負傷した左肩にはサポーターを着け、「状態は100%と言いたいけど、まだ80%くらい」。それでも、持ち味のゴール下に切り込むドリブルで好機を演出。守備ではシュートを防ごうとダッシュし、勢い余ってコートそばの観客席に突っ込む気迫のプレーを見せた。

 欠場した8試合でチームは強豪の川崎に勝つなど4勝4敗と踏ん張った。「守備がすごく良くなってきている」と、今後への手応えを語る。

 しかし、3得点に終わってチームも敗れた結果に満足するわけがない。「僕がゴール下にアタックすることで、外が空く。上位に行くためにコンディションを整えていきたい」と力を込めた。(社会部・石黒航大)

富山 76 - 78 三河
(1Q)20 - 26
(2Q)15 - 21
(3Q)24 - 12
(4Q)17 - 19

▽観衆 2012人