障害者への理解を深める中学生向けの冊子(ブックレット)を作成している富山福祉短大と県は15日、魚津市西部中学校(宝田幸嗣校長)で、障害に関する講演と冊子作成に向けた意見交換を行った。

 冊子作りは、10年後の社会を担う中学2年生に障害について知ってもらい、差別のない社会を目指そうと企画した。3月下旬を目標に1万部を作成し、県内の全中学2年生に配る予定。

 中学校での講演と意見交換は、同短大社会福祉学科1年の大久保晴海さんが西部中卒業生という縁で実現した。

 講演は2年生約160人を対象に行い、障害のある人との接し方などを伝えた。意見交換は、西部中から生徒12人と同短大の鷹西恒教授ゼミの学生6人が参加。冊子に掲載するために学生が描いた4こま漫画の試作品を披露し、生徒から「周りの人が戸惑う様子も伝えた方がいい」「ヘルプマーク(外見で分かりにくい障害を伝えるマーク)をもっと分かりやすく描いて」といった意見があった。