不二越が富山事業所と滑川事業所で計約50億円を投じて建設していた小型ロボット工場と、エコカー向けの羽根ポンプ工場が完成した。生産能力を小型ロボでは従来の2倍〜2・5倍、自動車向けポンプでは2倍にそれぞれ高める。無人化ラインを導入して生産性も改善する。

 富山事業所の「ロボット第3工場」は今年1月に稼働した。自社のロボ製品を活用した無人化ラインを5月をめどに整備し、人手を増やさず生産性を高める。敷地面積5500平方メートルで投資額は約20億円。

 滑川事業所に設けたのは「カーハイドロリクス第4工場」。昨年12月から稼働しており、敷地面積約6700平方メートルで投資額は約30億円。従来は同第3工場で駆動系部品と羽根ポンプの両方を生産してきたが、第4工場をポンプ専用とすることで第3工場は駆動系部品に特化する。2年後をめどに、それぞれの生産能力を倍増させる。