世界最大級のイカ、ダイオウイカが12日、魚津市沖合の定置網に掛かり、魚津水族館に運び込まれた。ダイオウイカは2014〜16年に富山湾で発見が相次いだが、以降は途絶えていた。19年11月以降、同館には射水、富山の両市での捕獲情報が複数寄せられており、19〜20年では4匹目、今年2匹目となる。

 同日未明に定置網に掛かり、既に死んでいた。全長3・48メートル、重さ73・3キロの雌。最も長い触腕2本と腕1本が欠損し、胴体と頭部も切断されていた。

 同館の記録では、富山湾で33匹目。うち26匹が14〜16年に見つかっている。19年は11、12月に射水市沖で1匹ずつ捕獲され、20年1月19日には富山市八重津浜に1匹打ち上げられた。

 今冬、捕獲が増えている理由は分かっておらず、同館の木村知晴飼育員は「各地の研究者と情報を共有し、生態解明につなげたい」と話した。