小矢部市内で働く人にスポットを当て、地域の魅力を伝えるポスターを作るため、富山大の学生や卒業生ら10人が14日、老舗の和菓子店やレストランなど5カ所で取材した。完成したポスターは15日から3月1日まで、三井アウトレットパーク北陸小矢部に展示される。 (柳田伍絵)

 三井アウトレットパーク北陸小矢部を活用した富山大と三井不動産(東京)の共同研究の一環で、富山大人文学部の大西宏治教授(人文地理学)が企画した。慶応大の研究室が進めるプロジェクトの手法を参考に、市内で働く人を通じて市の魅力をポスターで伝える。

 富山大の学生や卒業生、市民ら計10人が参加。2人一組に分かれ、事前に調べた5カ所で取材と撮影に取り組んだ。「T五」で有名な和菓子店「五郎丸屋」(中央町)では、製造を担当する瀧山乃彩さん(20)=氷見市=に話を聞いた。富山大芸術文化学部卒業の渡邊聡美さん(26)=富山市=と小矢部市内でハーブガーデン平田を開く金丸晴美さん(51)=高岡市=が、今の仕事に就いた理由や、働いて楽しい瞬間などを質問した。

 ポスターは取材相手の写真と、話していた印象的な言葉で構成する。大西教授は「魅力を通じて小矢部を知ってほしい」と話している。15日はアウトレットで発表会があり、取材相手も登壇する。