とやま・なんと国体の競技会場では、競技関係者や自衛隊による懸命の雪入れ作業が続いている。ただ、複合の会場のあわすの平クロスカントリーコース(富山市本宮・大山)の雪不足が深刻となっており、14日の組織委員会の会合では、コースの短縮や会場変更の可能性も含め協議した。競技関係者は「結論は出なかった。大会の成功に向け、懸命に雪を入れ続けるしかないということになった」と語った。

 距離のコースに必要な積雪量は約30センチで、複数の競技関係者は「13、14日に気温が上がったため、今は雪が10〜15センチほどしかない」としている。

 組織委の会合は、県や全日本スキー連盟の担当者らが出席し、富山市内で非公開で行われた。複数の関係者によると、複合が予定通り実施できるか意見を交わしたが、結論は出なかったという。

 他の会場はジャンプの立山シャンツェ(富山市原・大山)も積雪が30センチと少ない。南砺市の2会場は80〜90センチと十分な積雪がある。

 富山地方気象台によると、15日の県内の山間部は曇りのち晴れ。16日は曇りで、午後から夜にかけて雨が強く降り、南風の影響で気温が上がる見込み。