■市出身の彫刻家・吉野さん制作

 富山市の路面電車南北接続に合わせ、米国在住の彫刻家、吉野美奈子さん(富山市出身)が制作したモニュメント像が21日、富山駅北のブールバールに設置され、お披露目された。

 設置したのは、抱き合う男女をモチーフにした「ラヴァーズ(恋人たち)」。イタリア産大理石を素材にした高さ約3・5メートルの丸みを帯びた造形で、高さ約2メートルの御影石の台座に置いた。

 21日はブールバールで除幕式があった。富山駅モニュメント設置委員会代表の中尾哲雄アイザック取締役相談役が「多くの人に愛されるシンボルとなってほしい」とあいさつし、モニュメントの目録を富山市に贈った。

 吉野さんは「古里で作品を作ることができた幸せをかみしめている」と喜びを語った。モニュメントの台座の中には、県内の高校生を中心に寄せられた約5千通の手紙が収められた。