■鉄塔基礎工事の工期短縮

 北陸電気工事は23日、山間地で鉄塔の基礎工事を行うため、分解型くい打ち機を開発したと発表した。パーツを分解してヘリコプターなどで運搬できるようにし、現場の人手不足の解消につなげる。開発した1台を年内に現場で使用する予定。

 くい打ち機は同社とアンビック(富山市西荒屋)、シロタ(大阪府門真市)が共同開発した。総重量18トンで、25個のパーツに分解できる。パーツは最大でも1・2トンで、ヘリコプターや索道、モノレールでの運搬が可能になり、山間部で組み立てて使うことができる。

 従来の工法と違って作業員が掘削穴に入る必要がなくなり、工期の短縮につながる。鉄塔を支える力は従来と同程度という。特許申請の手続きをしている。

 鉄塔の基礎工事は、特殊な機械が必要で難易度が高いため、新規参入が難しい分野だが、作業員の若手は少なく、世代交代が課題となっている。