富山大の学位記授与式が24日、五福、杉谷、高岡の3キャンパスで行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、富山市総合体育館で予定していた全体の授与式は中止。各学部・大学院ごとに実施し、学部卒業生や大学院修了生ら2217人が希望を胸に社会への一歩を踏み出した。

 高岡キャンパス(高岡市二上町)では、芸術文化学部の卒業生と大学院芸術文化学研究科の修了生、教職員の約130人が出席した。参加者はマスクを着用して間隔を空けて座るなどして感染予防を徹底。保護者は別室からモニターで式の様子を見守った。

 齋藤滋学長がビデオメッセージで「在学中の多くの経験を生かし、社会で活躍されることを心から願っている」と激励。長柄毅一学部長・研究科長が代表者に学位記を授与した。

 同学部デザイン情報コースの後藤真理子さん(22)は「卒業式が無事行われてほっとしている。例年と違う形になったがいい思い出になった」と話した。

 同大では学部生1802人が卒業し、大学院生415人が修了した。