大相撲の東関脇、朝乃山(26)=本名石橋広暉、富山市出身、高砂部屋=の大関昇進が25日午前9時から、大阪市内で開かれる日本相撲協会の夏場所(5月10日初日・両国国技館)番付編成会議と臨時理事会で正式に決まる。朝乃山は24日、理事会が終わり次第行われる昇進伝達式に向けて準備した。

 式は高砂部屋の宿舎となっている大阪市の久成(くじょう)寺(じ)で行う。決定後に相撲協会の使者が宿舎を訪れて昇進を伝え、朝乃山が口上を述べる。

 朝乃山は22日に千秋楽があった春場所で11勝4敗の成績を残した。昇進目安とされる「直近3場所で33勝以上」に1勝届かなかったが、右四つの正攻法と安定感が評価され、昇進が諮られた。

 新大関の誕生は昨年春場所後の貴景勝以来で、令和に入って最初になる。県出身では、1909(明治42)年に後の第22代横綱、太刀山が昇進して以来111年ぶりとなる。