小矢部市民図書館が26日開館した。旧市民図書館とおとぎの館図書室を移転、集約し、計18万冊を収蔵。あいの風とやま鉄道石動駅に併設された。市は年間利用者数の目標を10万人と掲げており、まちづくりの新たな核として期待される。

 2階の閲覧席側の壁は一面ガラス張りで、明るく開放的な雰囲気。桜町遺跡など地域の歴史遺産や、木曽義仲と巴御前らゆかりのある歴史上の人物を紹介する「ふるさとコーナー」も設けた。

 1階の「おとぎのひろば」「おはなしのへや」の各コーナーでは読み聞かせを行う。国立国会図書館の資料閲覧や複写ができるデジタルアーカイブ対応端末も設置した。

 開館と同時に多くの家族連れや高校生、市民らが訪れた。4月に石動中学校に入学する小矢部市埴生、上奥美波さんは「本がたくさんあって驚いた。いっぱい読んでみたい」と話した。

 開館式には約40人が出席。桜井森夫市長は「市民が知的好奇心を高められる交流施設になってほしい」とあいさつ。福島正力市議会議長、筱岡貞郎県議会副議長らが祝辞を述べた。

 石動駅周辺整備事業の一環。延べ床面積1695平方メートルで、総事業費10億5千万円。