CKサンエツは29日、主要子会社のサンエツ金属(砺波市太田)が日立グループの非鉄金属部品メーカー、日立アロイ(埼玉県加須市)から主力の黄銅棒事業と製造設備を譲り受けることになったと発表した。生産能力を増強し、日立グループを中心とした販路の拡大につなげる。譲受は来年1月5日を予定し、取得額は非公表。

 日立アロイは日立金属の完全子会社で、1949年に設立。自動車の電装部品や通信機器部品、水栓・ガス金具などを手掛ける。資本金は4億9千万円で、2020年3月期の売上高は42億7千万円。従業員は約80人。今回の譲渡に伴い、事業を廃止する見通し。

 サンエツ金属は譲り受けた製造設備を新日東工場(茨城県石岡市)に移し、伸銅事業や精密部品事業に役立てる。