県「北方領土問題」教育者会議(会長・愛場幸男黒部市清明中学校長)は30日、黒部市役所であり、事務局は同市生地中区の市コミュニティセンターに整備する県北方領土史料室について、9月末の開設を予定していると説明した。

 史料室は、北方領土返還要求運動富山県民会議が北方領土問題対策協会、県、黒部市の協力で整備する。

 同センター3階の図書室(65平方メートル)と廊下、1階エントランスを改修して開設する。「富山県と北方領土とのかかわり〜知る・見る〜」「現在の北方領土と史料の保存・継承〜つなげる・守る〜」「後継者の育成〜聞く・学ぶ〜」の3テーマで構成。地図や年表、写真パネル、史料を展示し、語り部DVD、大型タッチパネルディスプレー、タブレット端末も活用して分かりやすい内容とする。

 会議では、本年度事業計画も報告した。中学校で開く北方領土開拓の歴史に関する巡回パネル展は、実施校を4校から6校に増やす。新型コロナなどの影響で、北方領土青少年等現地視察事業や北方四島交流教育関係者・青少年訪問事業の実施日は未定。