北陸電力は30日、IoT(モノのインターネット)で自動販売機の電力使用量を遠隔検針するサービスを10月から北陸コカ・コーラボトリング(高岡市)に提供すると発表した。北電によると、全国初のサービスという。

 北電とアイルジャパン(東京)が共同開発した遠隔検針装置を自販機に内蔵し、検針データを転送するサービス。少子高齢化や人口減少で人手不足が課題となる中、自販機運営の労務量を減らすことができる。

 これまで一部の自販機では、北陸コカなど運営会社の担当者が現地に出向いて電力使用量を目視で検針し、設置先の地主らに使用した電気の料金を支払っている。新サービスによって目視検針の作業や電力量計の管理が不要になり、検針や記入の人的ミスを防ぐこともできる。

 月額定額制のサービスで、電力量計は北電が所有するため、自販機の運営会社は初期投資が必要ない。北陸コカの自販機に3年間で3千台を内蔵する予定。