全国の小売店にレジ袋の有料化を義務付ける制度が1日始まり、スーパーなどで有料化が定着している県内では、コンビニや百貨店などに取り組みが広がった。富山市内のコンビニでは早速、買い物客が購入した商品をマイバッグに入れていた。

 県内の主要スーパーなどは、全国に先駆けて2008年4月からレジ袋の無料配布を廃止。18年時点のマイバッグ持参率は全国トップの95%だった。既に有料化しているスーパーなど508店舗に、1日からはコンビニ約500店舗などが取り組みに加わった。

 コンビニ最大手のセブン―イレブン・ジャパンは県内131店舗で有料化をスタート。1枚3円、特大は5円とした。富山赤田店ではレジ袋を購入せずに商品を持ち帰る人が目立ったほか、マイバッグを使う人もいた。

 持参したバッグに商品を入れていた同市太郎丸、自営業、井上京子さん(61)は「日頃からプラスチックごみ問題が気になっていた。スーパーにはマイバッグを持参しており、コンビニでも協力したい」と話した。一方、レジ袋を購入した同市西小俣(大山)、会社員、村上光久さん(24)は「3円とはいえ『ちりも積もれば山となる』。次からは袋を持ってくる」と語った。

 有料化は、海洋汚染の原因となるプラスチックごみの削減が狙い。有料化の対象は持ち手のついたプラスチック製袋で、植物由来の素材を使った袋などは有料化を義務付けられない。