南砺市が統合庁舎として同市荒木(福光)の福光庁舎に整備を進めてきた南砺市役所が1日、開庁した。合併から16年を経て、旧4町に配置されてきた分庁舎の行政機能を1カ所に集約した。業務開始に先立って開かれた開庁式では、田中幹夫市長が統合庁舎をシンボルとし、新たなまちづくりを進めていくことを誓った。

 南砺市は8町村合併によって誕生した2004年以来、福野、福光、城端、井波の旧4町に分庁舎を設置してきた。一方、膨らむ維持コストや庁舎間の行き来といった非効率性などの弊害が目立つようになり、4庁舎の中で残りの耐用年数が最も長く、初期投資を抑えられる福光庁舎を統合庁舎とすることを決めた。

 5階建ての本館と4階建ての別館をそれぞれ整備し、地域包括ケア部と市民協働部の一部を除く全ての部を集約した。入り口には来庁者の案内を担う「コンシェルジュ」を置いた。

 開庁式には市幹部や市議、地元代表の約40人が出席。田中幹夫市長はあいさつで「統合庁舎のメリットを発揮できるよう職員一丸となって取り組む。庁舎をまちづくりのシンボルとし、第2ステージに向けて進んでいく」と述べた。地元の得能金市吉江地域づくり協議会長が窓口受付表の第1号の発券を行った。