神鋼、新たに鉄鋼部門9製品でデータ不正

神鋼、新たに鉄鋼部門9製品でデータ不正

 神戸製鋼所がアルミ・銅製品の検査データを改ざんした問題で、川崎博也会長兼社長は13日夕、東京都内で会見し、データを改ざんした製品が鉄鋼部門でも判明したことを正式に発表した。川崎氏は「同社ならびにグループの不適切な行為により、ユーザー、消費者の皆さまに多大なご迷惑をおかけしている。本当に申し訳ありませんでした」と改めて謝罪した。

 会見では「新たに鉄鋼部門の4社を含む計9件の不正があった」と報告。供給先については「9件で240社にのぼる」と公表し、「うち5件は海外のグループ会社」と述べた。

 会見は同日午後6時半前に終了。新たに9件のデータ改ざんを認め、製品の出荷先は約240社に上るとした。これまでに発覚した不正と合わせ、問題のある製品の出荷先は全体で計約500社に拡大した。

 新たな不正行為では中国、マレーシア、タイなど海外で生産した製品も含まれている。アルミ・銅製品に加え、鋼線、鋼管でも不正が行われていた。

 川崎氏は進退について「安全確認、原因究明、再発防止策にリーダーシップを発揮するのがトップの責任だ」と述べ、現時点では辞任しない考えを示した。

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