宝塚音楽学校(宝塚市武庫川町)は27日、第108期生の合格者を発表した。今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、敷地内での合格発表の掲示を取りやめ、ホームページでの発表に変更。兵庫県出身の3人を含む40人が競争倍率21・3倍の難関を突破し、夢の一歩を踏み出した。入学説明会には、喜びに満ちあふれた合格者らがマスク姿で続々と駆け付けた。

 応募できるのは15〜18歳の女性で、今年は全国から852人が挑戦した。3次試験まであり、面接、歌唱、舞踊を通じて、舞台での適性や個性が審査された。

 この日は午前10時にホームページで合格者の番号を掲載。同11時から入学説明会が開かれた。

 2度目の受験で合格を勝ち取った梅花高校1年生(16)=丹波篠山市=は、スマホで吉報を確認したという。「毎年、合格発表の掲示板の前で写真を撮っている先輩を見てきたので、私も撮りたかった」と寂しさをにじませつつ「歌が好き。見た人全員の心を魅了できるようなタカラジェンヌになりたい」と喜んだ。

 入学式は4月17日の予定で、2年間の猛特訓に励む。(久保田麻依子、中川 恵)