加古川中央市民病院(兵庫県加古川市加古川町本町)が、新型コロナウイルス感染防止を呼び掛けるイラストをホームページで公開し、広く活用を呼び掛けている。もともと院内感染対策で使っていたものを、ダウンロードできるようにした。愛らしいウイルスの絵に、「ここにもいたらごめんなさい 手を洗うか消毒してね」「悪気はないけど あなたの目・鼻・口がスキなんです」などと言葉を添え、手洗いやマスク着用などをほのぼのと促している。(斉藤正志)

 同病院の医師、看護師、事務職員5人でつくる「コロナ職員応援チーム」が、院内感染対策を明るく呼び掛けようと作成。中学、高校時代に美術部だった心臓血管外科の圓尾文子(まるおあやこ)医師(50)がイラストを担当し、ラミネートフィルムで保護して各部署に配った。

 仲の良さそうな2人がしゃべっている絵には、「おはよう!おつかれさま! はマスクの中か えしゃくにかえて●」と書き、更衣室のロッカーに貼られた。

 千円札の肖像、野口英世の頭がウイルスの形になった絵は自動販売機に貼り、「野口英世と思ってるかもしれへんけどコロナかもしれん」と、お金を触った後は手指を洗うことを促した。パソコンやエレベーター、会議室の机にもイラストを付けたという。

 院内で好評だったため、広く使ってもらおうと、ホームページで7種類を公開。保育施設や小学校でも使えるように、「ウイルスがいるかもしれないよ てをあらってね」と、平仮名と片仮名で注意を添えたイラストもある。

 ダウンロードは無料。圓尾医師は「『第2波』に向けて、正しく、楽しく対策を続けていけるように、気軽にイラストを使ってほしい」と話す。

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