神戸薬大「薬膳カレー」開発 ナツメ使いまろやか

神戸薬大「薬膳カレー」開発 ナツメ使いまろやか

 神戸薬科大(神戸市東灘区本山北町4)の生活協同組合が「神薬大 薬膳ナツメカレー」を開発した。同大で栽培している薬草と同じ植物から取れる香辛料など9種を使い、辛さの中に甘味のあるカレーに仕上げた。同大では薬草などを使った「神薬大のど飴」も販売しており、担当者は「薬膳カレーでも大学をPRしたい」と期待を込める。

 同大薬用植物園は広さ約2800平方メートルに冷温室を備え、自然界から採取した薬用植物約千種1万本を学生への教育や研究用に栽培している。

 薬膳カレーの企画は昨年8月、同組合職員が研修で同植物園を訪れたことがきっかけで始まった。大学と植物園のPRに向け、同園で栽培する植物と同じ薬草や香辛料を使うことを考案。数回の試食を経て、今年3月に完成したという。

 特徴は商品の名前にも付いているナツメ。滋養強壮の効果があり、スパイシーなカレーに、ドライフルーツなどにして食されるナツメを加えることで、まろやかさや甘味を感じることができるという。ほかに発汗作用や血行促進の効果があるクローブやカルダモンなどの香辛料も使う。

 学生や大学関係者向けに学生食堂のメニューに加えているほか、レトルト商品も販売している。「普段、学生食堂で出しているカレーと比べると風味が強く、辛さの中に甘味もある」と調理担当者。同組合の浅野喜一郎店長(42)は「カレーを通じて薬膳に親しんでもらい、大学や植物園も身近に感じてもらえれば」と話している。

 レトルトは1箱200グラム入り360円。5箱セットは1700円。注文や問い合わせは同組合TEL078・441・7521

(篠原拓真)

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