但馬農高生と雌牛はなふく 和牛の全国大会出場へ

但馬農高生と雌牛はなふく 和牛の全国大会出場へ

 5年に1度、全国の優秀な和牛を集め、改良の成果を披露する「全国和牛能力共進会」が9月、仙台市で開かれる。この大会で今回新設された高校生の部に、兵庫県代表として、但馬農業高校(養父市)畜産科の生徒3人が、同校で育てた但馬牛の雌「はなふく」と共に出場する。(那谷享平)

 共進会は、公益社団法人全国和牛登録協会が主催し、11回目。種牛と肉牛の2部門があり、39道府県から計約500頭が集う。優秀な成績を収めれば、その和牛ブランドの市場価値が高まるため、各産地にとっては威信をかけた大会になっているという。

 今年は、東日本大震災の被災地・東北での開催を記念し、復興特別枠として高校生の部が新設された。全国14校が、月齢14〜20カ月の繁殖用雌牛の優秀さを競う。

 同校から参加するのは、畜産科3年生の上田純也さん(17)、水間達哉さん(18)、中尾円香さん(17)。卒業後、畜産分野での就職を希望するなど、牛の飼育に熱心なことから、メンバーに選ばれたという。

 3人は約1年前から、出品候補の雌牛4頭の飼育を開始。体重や体高などデータをこまめに取りつつ、餌の量や配合も工夫したという。このうち、特に健康で発育の良好なはなふくと7月の県予選に臨み、代表の座を勝ち取った。

 共進会では、生徒が声の合図や立ち位置で牛を制御した上で、審査員が発育や骨格、毛並みなどを評価する。本番で審査員に最高の状態の牛を見てもらおうと、ロープを握る「ハンドラー」役の上田さんと、サポートをする「介助者」役の中尾さんは日々、はなふくの調教に取り組む。水間さんは、育成について発表する役割を担う。現在教諭らの協力を受け、原稿づくりを進めている。

 水間さんは「世話した分、牛が応えてくれたから1年間頑張れた。やってきたことをしっかり発揮したい」と意気込む。上田さんは「将来、牛を飼っていくため、県外のトップクラスの牛を見て視野を広げたい」。中尾さんは「優勝を目指す」と語った。

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