漆工芸と陶芸のコラボ 姫路拠点の芸術家2人が「播磨陶胎蒔絵」考案

漆工芸と陶芸のコラボ 姫路拠点の芸術家2人が「播磨陶胎蒔絵」考案

 ともに兵庫県姫路市を拠点に活動する漆工芸家の江藤雄造さん(35)と陶芸家の西山宗滴さん(46)が、陶器に漆や金粉で文様を描く新ブランド作品「播磨陶胎蒔絵」を考案した。ブランド立ち上げの4月を前に同市平野町の「GALLERY とーく」で開催中の江藤さんの個展で新ブランド作品を公開中。今月18日まで。

 江藤さんは父・國雄さんを師匠に腕を磨いた気鋭の職人。本流の作品を手掛ける傍ら、蒔絵をワイングラスやカップに描く独創的な作品が評判を呼んでいる。一方、西山さんは13年前に土の奥深さに引かれ、陶芸の道へ。独学で創作を続け各地で個展や教室を開く。

 2人は2年前からコラボを模索。陶器に漆塗りを施す陶胎漆器が知られるが、江藤さんが「蒔絵の方が斬新」と提案したという。播磨陶胎蒔絵は、西山さん作の皿やちょこに江藤さんがサクラ、金魚などを赤や黒の漆で描く。渋さと手作りの温かみを備えた陶器を華やかな絵柄が彩る。

 個展は江藤さんがガラス張りの会場入り口を漆塗りした紙のチョウ約400匹で飾り展示品約100点のうち4分の1が新ブランド作品。午前10時〜午後6時(18日は午後4時まで)。とーくTEL079・288・4037

(宮本万里子)

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