兵庫県明石市の泉房穂市長(56)が、小学校区の新年会で、市政運営を巡って口論になった明石市議に「もう議員辞めてまえ」と暴言を浴びせた問題で、泉市長が15日午前に開いた記者会見の一問一答は次の通り。

 (会見冒頭で)「昨年も暴言問題があり、言動には慎重には慎重を期すべき立場だ。それにもかかわらず不適切な発言で、市民に本当に申し訳ない」

 −当日の行動は

 「13日で、成人式のあいさつ後、複数訪れた地域の新年会の一つ。十数人のテーブルで地域の人と意見交換していたところ、市議が酒をつぎに来た。その際、明石市民夏まつりの再開を強く求められ、口論になった」

 −口論の原因は

 「歩道橋事故は、被害者や遺族がいて、警察や明石市は刑事責任を問われた。12月議会の答弁などで、軽々に発言できないと説明してきたにもかかわらず、強く迫られ、感情的になった。その場で不適切と認識し、撤回し謝罪した」

 −怒りの感情をコントロールする「アンガーマネジメント」を受けてきた中での暴言だ

 「意識を持ってやってきたつもりだったが、まだ不十分だった」

 −具体的に浴びせた暴言は

 「周囲に確認したところ、『辞めてまえ』と発したようだ。感情的になって出た言葉で、意味はない」

 −市民夏まつり再開の提言書を出す方針に立腹したのか

 「私も花火大会やまつりを再開したいと思っているが、市長が決めれば再開できるテーマでもない」

 −市民の前での口論。どう受け止める

 「大事な議論だから、新年会ではなく場所を移して議論すべき、と収めるべきだった」

 −会場にはどんな人がいたのか

 「新年会なので、地域の代表者や市議や県議。全部で80人ぐらい」

 −飲酒の量は。理性を失ってなかったか

 「つがれれば飲む。市長が座ると次々についでもらい、一口ずつ飲んでいた。理性は失っていない」

 −市議は謝罪を受け入れたのか

 「昨日(14日)も市議に会ったので再度おわびした。市議は『私個人は気にしていない』と発言した」

 −無意識に暴言が出るのは問題だ

 「少しずつ怒りの感情をコントロールできるようになってきたが、いらっとした瞬間に感情的になることはできていない。強い自覚を持って対応したい」

 −辞職の際、暴言は市長の資質に欠けると話していた。処分は科さないのか

 「恥ずかしい限り。現時点で、どうこうとは考えていない」

 −処分しない理由は

 「(沈黙)反省すべきで、さらにしっかりと対応していきたい」