神戸市は14日、総額1兆8591億9500万円の2020年度当初予算案を発表した。若い世代を呼び込むため、関連予算計159億6300万円を投じ、都心・三宮や人口減少が目立つ市西北部を中心に駅前空間を刷新し、再整備事業を加速させる。政令市トップレベルの子育て施策などの新たな戦略も打ち出した。

 三宮再整備では、バスターミナルの入る高層ツインタワー1期ビルの具体的な実施設計や新中央区総合庁舎の工事に着手。ウオーターフロント再開発の事業化に向け、第2突堤周辺の国有地を取得する。

 三宮以外では、計16駅などの駅前リニューアルに取り組む。名谷駅(予算額計19億1500万円)や西神中央駅(同20億円)では、新たに600〜700戸の民間マンション建設を誘致し、定住人口の増加を狙う。6月に市営化が予定される北神急行電鉄谷上駅やJR神戸駅などの駅前再整備も新たに始める。(石沢菜々子)