とがった冠羽と緋(赤)色の尾羽が特徴的な冬鳥ヒレンジャクが神戸市内に飛来している。

 スズメ目レンジャク科で体長約18センチ。シベリア東部で繁殖し、冬から春にかけて主に西日本に渡ってくる。「連雀」の名の通り、群れで行動する。ただし渡りは不規則で、渡来数が極端に少ない年もある。

 同市須磨区には少なくとも数十羽が飛来。尾羽が黄色のキレンジャクやツグミも飛び交い、住宅街の電線や空き地の水辺で羽を休める姿も見られる。

 「日本野鳥の会ひょうご」幹事の北野光良さん(54)は「神戸への飛来は近年で最も多い。近くにえさとなる木の実が豊富にあり、しばらく姿を見られそう」と話している。

(大森 武)