オレンジやミカン、レモンなどの生産で知られる愛媛県・岩城島(同県上島町)の農家でつくるNPO法人「豊かな食の島・岩城農村塾」のメンバーが22〜24日、兵庫県新温泉町栃谷の道の駅「山陰海岸ジオパーク浜坂の郷」を訪れ、初めて直接販売する。東日本大震災の復興支援で両町の職員が一緒に働いたことがきっかけ。販売は6月ごろまで続ける予定にしている。(小日向務)

 2012、15年度に宮城県山元町へ派遣された新温泉町おんせん天国室の福井崇弘室長が上島町の職員とともに働いた際、同町からかんきつ類の差し入れがあり、そのおいしさを知った。道の駅の整備担当をしていたこともある福井室長は、雪などのため農作物の入荷が減少する冬季の商品として仕入れることを検討。これまで試験的にかんきつ類や加工品を販売していた。

 販売を予定しているのは、ゼリーのような食感の「紅まどんな」▽酸味が少なくそのまま食べられる「スイートレモン」▽生産量が少ない「まりひめ」「サザンイエロー」「姫レモン」−など8〜10種類。

 道の駅の出荷者らとの交流も予定しており、道の駅の中井洋祐駅長は「今後、商品だけでなく生産者同士の交流も深めたい」と話している。同道の駅TEL0796・80・9010