兵庫県は23日、伊丹市の30代女性と、伊丹健康福祉事務所管内(伊丹市、川西市、猪名川町)に住む80代女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2人とも感染が相次いでいる伊丹市の介護施設「グリーンアルス伊丹」に関連があり、県内の感染者は死亡者も含め計113人になった。

 県によると、30代女性は感染が確認された50代女性職員の濃厚接触者。発熱が続き、15、18日にPCR検査を受け、ともに陰性だったが、3度目となった22日の検査で感染が分かった。80代女性は、デイケア利用者の80代男性と同居しており、微熱があった。

 また、県はグリーンアルス伊丹で感染が最初に確認された80代女性(死亡)の濃厚接触者全245人の検査の進ちょくも公表。デイケア利用者とスタッフ計242人のうち陽性(感染)は31人だった。残る3人は2人が検査を予定し、1人は同意していないという。

 県は入居部分の利用者約90人についても、同意を得られた全員を検査する方針。近隣の関連施設の利用者らを含めると、検査や健康観察の対象は数百人規模になるという。(藤井伸哉)