神戸市西区の神出病院の看護師らが入院患者を虐待したとされる事件で、兵庫県警捜査1課と神戸西署は24日、患者の頭にガムテープを巻いたり、患者同士でわいせつな行為をさせたりしたとして、27歳の元看護助手の男=神戸市西区=ら4人を準強制わいせつや暴行の疑いで再逮捕した。

 この事件では看護師ら6人が逮捕されているが、6人は「仕事上のストレス発散だった」「(患者らは)伝える能力がなく、何をされたか理解していない」などと話しているという。神戸地検は同日、6人を監禁や準強制わいせつなどの罪で起訴した。

 他に再逮捕されたのは、同病院の33歳の看護師の男=同市北区▽34歳の看護師の男=明石市▽26歳の元看護師の男=神戸市西区−の各容疑者。

 27歳の元看護助手の男、33歳の看護師の男、26歳の元看護師の男の再逮捕容疑は2018年10月31日、63歳と61歳の男性患者同士にわいせつな行為をさせた疑い。19年9月20日には、27歳の元看護助手の男、34歳の看護師の男がナースステーションで車いすの男性患者(63)の頭や顔にガムテープを巻き付け、車いすと固定して動けないようにした疑いがある。

 27歳の元看護助手の男は昨年12月、神戸市西区で女性の胸などを触ったとして、強制わいせつ容疑で逮捕された。男のスマートフォンには、患者に対する虐待の様子を撮影した動画が約30点収められていた。