今月11日、京都府福知山市の山中から兵庫県姫路市の男性(47)の遺体が見つかった事件で、兵庫県警加古川署捜査本部は25日、殺人の疑いで、特定抗争指定暴力団神戸山口組系組員の無職の男(41)=建造物等以外放火容疑で逮捕、高砂市=と17〜18歳の少年6人を再逮捕し、新たに少年2人(18、19歳)も逮捕した。

 9人の逮捕容疑は、共謀し昨年11月27日夜、高砂市曽根町の路上付近で、殺意を持って刃物で男性を切りつけるなどし、その後、死亡させた疑い。捜査本部は9人の認否を明らかにしていない。

 捜査関係者によると、男らは同日夜、男性を同市内に呼び出し、刃物や棒状のものを使って集団で暴行したみられる。県警によると、男性は全身に切り傷などがあり、死因は外傷性ショックとみられるという。

 男性は昨年11月27日以降、行方不明になり、同月30日に、男性の乗用車が加古川市内で全焼した状態で発見された。県警は3月上旬、車を燃やした建造物等以外放火容疑で男らを逮捕していた。

 県警が事件関係者の供述に基づいて福知山市の山中を捜索し、男性の遺体を発見。男性の自宅には「貸している金を取りに行く」などと書いたメモがあったという。